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DVD - PGとは 正式名称は「DVD Players Game」 簡単に言うとDVDプレーヤーで再生できるゲーム「エロゲー」である 実に多くの作品がDVDPG化されておりレンタルショップでも扱われていたりする。 PCを持っていないユーザーがエロゲをプレイするにはうってつけであるが、 その実態は、多くは劣化移植だったり、操作性に難があったりするかもしれない? 残念ながら数が多すぎて全てを調べ斬るということは困難を極めるので疑問形である。
今回は二つの作品 アクアリウムの「春風少女」 と し~くえんすの「stainless night - いきてる -」 を例にして原作PC版とDPG版の違いを調べてみることにした。 ※どちらも昔の作品なのであくまで昔の話です、最近のものがどうなってるかは私はワカリマセン。
・春風少女 DVDPG
制作:クエスチョン 販売:イーアンツ
一言で言うなら、これは『不完全版』である。 原作再現度 約35%
原作にはないボイスが主人公含めたフルボイスであり、テキスト表示が完全になくなっており、あくまで映像作品としてつくっているようである。 それはいいのだが DVDPG版の大きな問題として、ストーリーが原作の半分で終わってしまっているのである。 厳密にいうとゲーム同様EDシーンは(1つだけだが)見れるのだが、物語の半分(第一部)を過ぎたところで、残りの部分が、色々あったけど~という感じのモノローグ数秒で飛ばされEdになってしまうのだ。 ちなみにパッケージは原作と同じイラストを使いまわしているが、dvdPG版では出て来ないキャラやCGまでがそのまま使われてしまっている。 ほぼ詐欺ですね、うん。 DVDPG版の唯一の利点は原作にないボイスが聞けることである。 特に木村あやか氏によるサイリの声はイメージにはまっていて素晴らしい。 まあこれも結局途中までしか堪能できないのだが…。。。
・stainless night いきてる DVDPG
制作:電脳CLUB 販売:アイエムワイ
原作再現度 約70% 総評 中途半端
DVDPG版はパッケージイラストがPC版と微妙に違うが、これはPC版の旧パッケージ画像(没イラスト?)を使っているからである。 原作はボイス無しだが、DVDPG版は主人公以外にボイスがある テキスト表示もあり、立ち絵、CG、BGM、ストーリー分岐に関しても結構再現されている。 序盤は原作とシナリオがほとんど同じだが、テキストに細かい差異や削られているのもある、そして終盤、個別シナリオになると展開の大幅省略や微妙な変更などが顕著になっていて最終シナリオはラストシーンすら違う。 そして何故かはわからないがEDテーマが途中で切れてしまっている(仕様?) 更に主人公の名前の読み方を間違えている。名前は高槻 輝(たかつき・ひかる)なのだが、DVDPG版では輝(てる)と呼んでいる。余りにも呼び方が自然すぎて気にならなかったが。(笑) ゲームでは主人公の名前を自由に変更できるので大きな問題でもないかもしれない。 ここまで再現出来てどうしてこんな中途半端な出来になるのかよくわからないがともかく、 『原作とは似て非なる物』、という評価が適切だろうか。
そして、操作性?に問題がある DVDPG版はテキストを表示させ時間経過でテキスト送りをさせている、要はPC版のオートモードと同じ仕様なのだが、文と文の感覚が10秒近くあり妙に長く、普通の見方ではとてもみていられない。 1つのテキストで1チャプターとなっているため、チャプター送りをすることでPC版のようにテキストを進められる。 しかしPG版はあくまで1つの長時間映像の上に文を載せているだけなのでチャプタ―送りをするとBGMが途切れ途切れになってしまうという欠点があった。 チャプターを送るという操作も少し読み込みの間が発生すtるため、PC版のような心地での操作には遠かった。
…というわけで検証した結果はやはりDVDPG版はPC版の劣化移植と言わざるをえなかった。DVDPG版のメリットはボイスのない古い作品ならボイスを聞けるということくらいである。 PCが普及しきっていなかった昔ならとかく、簡単にPCを手に入れられる今、DVDPGを選ぶ意味は虚無であるが、 どういうわけか、2021年現在も、数多くの作品がDVDPG化されているようだ。 ある意味エロゲ業界よりも深淵のカオスかもしれないDVDPGというジャンル。 よっぽどの物好きなら、原作との間違い探しを楽しむのも乙かもしれない。 |
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