2024-06-17 04:32| 来源: 网络整理| 查看: 265
―――厄災は流星のように。 赫竜の鞴。 愛剣・原初の火は、七つの竜頭が燃やす炎によって 鍛え直された。 それは、視界を染めた落陽の赤。 それは、喉に溢れる血の熱さ。 それは、失われてゆく命の温もり。 それは、そう―――世界を灼く炎。 さあ、かつての日々を惜しもう。 裏切りを憎み、不理解を嘆こう。 果たされなかった祝福を呪おう。 せめてこの“私”だけは、あの日の涙と共に在ろう。 ああ―――届くはずのなかった断末魔の叫びは、 まるで、きらめく愛のようにソラを引き裂いて。